Wilbert Awdry

 

『 3だいの機関車( ミニ新装版 汽車のえほん ) 』 

ウィルバート・オードリー : ぶん レジナルド・ダルビー : え 桑原三郎 : やく

ポプラ社 800 yen (+ tax) 

 

 

鉄道好きの父の影響で蒸気機関車に魅せられ、近所を走るグレート・ウェスタン鉄道を毎日眺めていたひとりの少年。彼の名はウィルバート・オードリー。聖職につく為に神学を学んだ後、教鞭についたイスラエルのセント・ジョーンズで将来の妻マーガレットと出会った。やがて、クリストファー, ベロニカ, ヒラリーという3人の子どもに恵まれる。1943年 ウィルバートが麻疹にかかった2歳の息子クリストファーのために語った古い蒸気機関車たちのおはなしが、全てのはじまりとなるのだった。1945年『 Three Railway Engines 』が出版されてから1972年までに彼が書き続けたシリーズは全26作品。もともと商業的な作家を目指していたわけではなく、一年に一冊というペースで作品を書き続ける事にも限界を感じた彼はそっと筆を置くことに。しかし、ウィルバートの引退にも関わらず、蒸気機関車たちのおはなしの人気は増すばかり。1983年、息子のクリストファーによってシリーズが再開されると、アニメーションのTV放映も開始。瞬く間に世界中の子どもたちに愛される機関車となった、トーマスと仲間たち。世代を超え、多くの夢や希望を与え続けてくれるに違いない。

 

 

ウィルバート・オードリー / Wilbert Awdry  (1911-1997)

イギリス・ハンプシャー州生まれ。牧師。鉄道愛好家。グレート・ウェスタン鉄道を眺めて過ごした少年時代。自身の息子に語った古い蒸気機関車のおはなしがやがて『 汽車のえほんシリーズ 』となった。

主な作品『 3だいの機関車 』Three Railway Engines.1945(ポプラ社), 『 機関車トーマス 』(ポプラ社),

 


 

『 オセアノ号、海へ! 』 

アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー : さく 

アノニマ・スタジオ 2,200 yen (+ tax)